井戸掘りの種類(掘り抜き、打ち込み、打ち抜き)と費用まとめ

掘りぬき井戸

出典 www9.plala.or.jp

普通、井戸といえばこのタイプをイメージすると思います。

ロープをつけたバケツをこの井戸の中に投げ入れて、井戸の底に溜まっている水をくみ上げるというような使い方で、時代劇やオバケ屋敷なんかによく登場していますね。

2尺(内径約60センチ)と呼ばれるサイズが最も多く、深さは6メ-トル前後が一般的ですが、土質によっては15メ-トル程度まで掘削できます。

一般に掘削場所を選ばず、水のでる量が少なくても掘削深さ・井戸の筒口径を調整することにより、希望の水量を確保できるのが特徴。

施工方法は各種ありますが、いずれもやぐらを建て、ウインチを使って、人力で掘っていきます。

業者に頼む場合の費用は約100万円(直径90cm、6メートルの深さ)で、日数は約4~5日ほど。

>>シップスレインワールド株式会社(参考)

この方法は、穴を掘る作業が相当大変な事と、数メートルの穴の中に人が入って作業するため何かの拍子で井戸が崩壊する危険もあります。

DIYで井戸を掘る場合、この方法ではやらない方がいいでしょう。

打ち込み井戸

出典 www.ohara-pump.com

打ち込み井戸は、先端に小さな穴が開いた細い鉄管をハンマーなどで地面に打ち込むだけの簡易的な井戸です。

不圧地下水を取水できる最も経済的で簡単な方法と言われています。

近年では水洗トイレや大型浴槽、全自動洗濯機の普及で一軒当たりの水の使用量が増えたため、この工法では揚水量が不足するおそれが非常に大きく、現在はあまり施工されなくなってきました。

業者に頼んだ場合の費用は約20万円(諸経費抜き)で、1~2日もあれば打ち込み井戸が完成します。

>>さく井技能士一級 井戸掘り 辻(参考)

なお、この打ち込み井戸の詳しいやり方は、こちらのサイトで紹介されていますので、ご参考まで。

打ち抜き井戸の掘り方

なんとかラクに打ち込みができないものかと考え、思いついたのがこの方法です。電動ハンマーを借りて打ち込んでみるとうまくいったので、ハンマー本体とパイプがブレずに打ち込めるように改造して使うことにしました。地層にもよりますが、この方法で、半日で14~15mは打ち込めます。なかには26m打ち込んだところも。平坦な場所なら、ほぼ確実に水は出ると思っています。

引用)ラクに一人で深く掘れる 電動ハンマーで打ち抜き井戸|月間現代農業2014年7月号

ただし、この鋼鉄製のガス管を使った打ち込み井戸は、施工後数年するとガス管の腐食により、そこからくみ上げた井戸水に赤さびなどが混ざってきますので、散水や農業用として活用していくのが良いでしょう。

打ち抜き井戸

IMG_1474

打抜き井戸は、約10cm程度の穴を掘りパイプを入れることでその周囲の水を引き込んで、そこに溜まった水をくみ上げるもの。

DIYで出来るほど施工性は良いのですが、水量としては「打ち込み井戸」 < 「打ち抜き井戸」 < 「掘りぬき井戸」という順序になります。

水量が豊富なわけではありませんが、鞘管(さやかん)と呼ばれる井戸に埋め込むパイプの大きくしたり、地中端部に細かな穴をあけたり、井戸を密閉し負圧で井戸水を吸い出すといった工夫をすることで水量を改善することができる場合もあります。

業者に頼んだ場合の費用は約20万円で、日数は1~2日程度になるでしょう。

>>モッチ井戸掘り専門店(参考)

最後に一言

今回は、井戸掘りの種類と必要となる費用のまとめについてお話しました。

DIYで井戸を掘って、日常生活で井戸水を活用していくのであれば、水量や施工性の面から最後に紹介した打ち抜き井戸が一番いいでしょう。

実際に私が打ち抜き井戸を掘った時の様子はこちらで紹介していますので、興味のある方はご覧ください。

>>【水道代を大幅節約】DIY井戸掘り&電動ポンプの設置の記録

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