井戸ポンプの設置や下水道排水に必要な申請許可について

DIYで井戸を掘ることに許可が必要か?

以前、井戸水を工業用目的で大量にくみ上げることによって、大規模な地盤沈下が起こったことがあります。

そのことを防止するために、地域によっては井戸水をくみ上げることに対して規制をかけているところがあります。

例えば、東京都の場合、家庭用の井戸でも井戸ポンプの出力が300W以上の場合、井戸ポンプの設置申請と年に一回の揚水量の報告義務が必要になります。

地下水揚水規制のあらまし|東京都環境局 水環境の保全

出典 東京戸環境局 地下水揚水規制のあらまし

ですが、私の住んでいる三重県鈴鹿市の場合は、家庭用の井戸を設置するために特別な申請は必要ありません。

ただし、その井戸水を飲用する場合は、水質検査(新設時、定期的)をすることが勧められています。

鈴鹿市の場合は、全て自己責任で行ってくださいというスタンスですね。

>>鈴鹿市飲用井戸の衛生管理

井戸水を下水道に流す場合に申請が必要な場合もあります

そしてもう一つ忘れてはいけないこととして、井戸水を下水道に流す場合に申請が必要な場合があります。

水道水以外の水(井戸水など)を下水道に流す場合は、使用料の対象となります(市への申告が必要です)。

出典 鈴鹿市ホームページ

この申請によって、井戸水を下水道に流すことが許可され、下水道料金が徴収されるという仕組みです。

どのように下水道料金が算出されるかというと、私設メーター(井戸ポンプに自分で取り付け)の数値から算出する方法と、申請書に記載した井戸水の仕様用途から算出する方法の二種類があります。

私設メーターの場合は、自費で井戸ポンプにメーターを取り付け、その数値を読み取ることによって下水道の料金が決定されます。

>>鈴鹿市の下水道料金表(PDF)

全ての井戸水が下水道に流れるわけじゃないのに・・・

そう感じるかもしれませんが、上水道の場合と同じように、井戸水の場合もくみ上げた水は全て下水道に流れるという考え方です。

もし、くみ上げる井戸水の量と下水道に流れる井戸水の量が大きく違う(例えば、散水などがメインで下水道に井戸水が流れないなどの場合)のであれば、メーターを設置するのではなく、もう一つの「井戸水の用途から下水道料金を算出する方法」のほうが良いかもしれません。

鈴鹿市の井戸水を下水道に流す場合の申請書の例

これはメーターを使わない場合の下水道使用に関する申請書ですが、この申請書の上のほうにある「使用人員」と、下ほうにある「用途」を記載する欄から、下水道に排出される「排除量」が決定され、そこから先ほどの私設メーターと同じ表から下水道の料金が決定されます。

この方法であれば、庭の散水や洗車などの下水道に流れない水はカウントされません。

どちらのほうが良いかは一度検討してみてくださいね。

最後に一言

今回はDIY井戸掘りでも井戸ポンプの設置や下水道排水には許可が必要な場合があるということについてお話しました。

もし、井戸掘りをしようと考えているのであれば、まずは市役所などに行って、申請が必要かどうかなどについて聞いてみると良いでしょう。

それでは!

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