【完全保存版】素人1人でも出来るDIY打ち抜き井戸掘りマニュアル

井戸掘りする前の事前準備

井戸を掘りはじめると、水がなかなかでてこなくて、井戸水が出ない土地なんじゃないかと不安になってきます。

実際に、井戸を掘っても数十メートル掘らないと地下水脈にあたらない土地があるのも事実。

そこで、井戸を掘る前に、DIYで井戸掘りが出来る数メートル以内に地下水脈があるかどうかを調べておくことをおすすめします。

具体的な方法としては、以下の3つ。

  1. 近隣のボーリング調査のデータを調べる
  2. 市役所の下水道管理科で井戸の設置状況を聞いてみる
  3. 近所の人から井戸の情報を集める

それぞれの方法について、もう少し詳しく説明しておきます。

1.近隣のボーリング調査のデータを調べる

ボーリングとは、地質・鉱床調査などのために、地中に細く深い穴を掘ることで、そのデータを見ることでその地点の地中の様子を知ることが出来ます。

例えば、私の家のすぐそばのボーリングの調査結果を見てみましょう。

家の近くのボーリングデータ

地下水脈があるといわれている地質は「砂礫(されき)」と呼ばれる地質です。

上のボーリングデータから、地中約4~6mのところにその砂礫の地質があり、記事のところに含水量も覆多いという記載があります。

このように、事前にボーリングデータを確認する事で、どのくらい井戸を掘れば水が出てくるのか、ある程度予測する事が出来ます。

私が井戸を掘った時は、実際にこのような小さな石が4~6mの深さで掘り出され、約6mの深さまで井戸を掘ったところで、井戸ポンプを使って井戸水を吸い上げています。

井戸の底の小石

もし上のボーリングの調査結果で、10m以上掘らないと「砂礫+含水量が多い」という地質にあたらない場合は、DIYで掘るかどうか良く検討したほうがいいでしょう。

DIYで井戸を掘る場合は、塩ビパイプで作る簡易的な井戸掘り道具を使いますが、10m以上の深さをその道具で掘り進めるとなると、井戸掘り道具の強度が足りなくなり、途中で断念する結果になるかもしれないからです。

また、10mm以上の石が沢山あるような地質がある場合も、DIYで井戸掘りをしないほうが良いでしょう。

打ち抜き井戸の場合、穴の直径が約10cmでその穴のそこにある石を拾い上げるが難しいからです。

もちろん、そういった状況でも専用の道具を作ったりしてDIYで井戸を掘りぬいた人もいますが、私の場合よりも相当時間がかかってしまっています。

もしその状況でも井戸を掘る場合は、そういったことを覚悟してから井戸掘りをしたようが良いでしょう。

ちなみにこれらのボーリングデータは、国土交通長のボーリング調査のデータをまとめているサイトで無料で閲覧することが出来ます。

国土交通省の宅地防災データベースで井戸掘りの前にボーリングデータを確認

出典 ボーリングデータ|国土交通省

2.市役所の下水道管理科で井戸の設置状況を聞いてみる

井戸水をお風呂やトイレで使用する場合、井戸水を下水道に排水する必要があります。

したがって、ほとんどの地域の場合、井戸を設置すると同時に市役所などの下水道管理課に下水道使用申請を出すために届出をします。

そこに着目すると、下水道管理課の人は、どの地域に井戸が沢山あって、どのような使用用途で使われているかを把握していることになります。

井戸を掘る前に、「井戸を掘ることを検討している」という名目で下水道管理課に行き、担当の人に下水道使用申請や下水道料金のことを聞くついでに、自宅の周りで井戸が設置されているか聞いてみるとよいでしょう。

もし、井戸の設置申請がほとんどないよという場合は、何かしら井戸を設置していない理由があると思いますので、その理由も聞きだせるとベスト。

地域によって下水道使用に関する条件も異なりますから、井戸を掘り始める前に下水道管理課で井戸の設置情報を手に入れておいてください。

3.近所の人や井戸掘り業者に聞いてみる

近所の人や地域の井戸掘り業者に自宅周辺の井戸のことについて聞いてみるのも良いでしょう。

運よく近所の人で井戸を使っている人がいる場合は、井戸の深さや水質なども簡単に教えてくれるのと思います。

また、地域の井戸掘り業者にも、さらっとこの地域の井戸の設置状況を問い合わせてみましょう。

どこまで詳しく教えてくれるかは分かりませんが、仮に「井戸掘りの実績が沢山あるので安心してください」的な答えがあったのであれば、井戸が掘りやすい地域であるという判断材料になりますね。

続いては、具体的なうち抜き井戸の掘り方についてお話していきます。

スポンサーリンク

2ページ目(全6ページ中)
スポンサーリンク