井戸ポンプの具体的な設置方法について
ここからは、井戸ポンプの具体的な設置方法についてお話していきます。
井戸ポンプの設置は大きく分けて、以下の2STEPで進めていきます。
- 地下水が湧き出るところまで井戸を掘る
- 井戸ポンプを設置する
業者に井戸ポンプの設置を依頼した場合、井戸掘りと井戸ポンプの設置がコミコミの価格になることが多く、事前に見積もりすることでおおよその工事費用を知ることができます。
>>【最安値約20万円~】井戸掘りを業者に依頼するときの費用と注意点
この他に、やる気がある人であれば自分で井戸を掘って井戸ポンプを設置するという選択肢もあります。
その様子について以下に記載しておきますので参考にしてみてください。
【STEP1】井戸を掘る
井戸ポンプは地面の下を流れる地下水を汲み上げるためのポンプですので、井戸ポンプを設置するには地下水が出るところまで井戸掘りをする必要があります。
どれぐらいの深さまで掘り進めれば地下水が出るかということについては地域によって異りますが、近所に井戸や井戸ポンプがたくさん設置されているような場合は6~7mほど掘れば井戸水が出ることが多いと思われいます。
それぐらいの深さであれば、打ち抜き井戸という工法で、太めの塩ビパイプの鞘管と自作の井戸掘り器を使って井戸を掘っていくことが可能です。
具体的な井戸掘りの方法が知りたい場合は、以下のページが参考になると思います。
>>【完全保存版】素人1人でも出来るDIY打ち抜き井戸掘りマニュアル
【STEP2】井戸ポンプを設置する
井戸が掘れたら井戸ポンプの設置となります。
掘った井戸に給水ホースを挿入し、それを井戸ポンプに接続します。
そして、吐出側にも塩ビパイプで配管を取り付け、蛇口を設置していきます。
あとは電源コードをコンセントに繋ぎ、井戸ポンプに呼び水を入れて始動すれば井戸水を汲み上げることができます。
このような流れで自分で井戸ポンプを設置していけば、4~5万円程度で井戸水が使えるようになります。
具体的な井戸ポンプの設置方法については、こちらの記事が参考になると思います。
次のページでは、実際に使ってみないとわからない井戸水のメリット・デメリットについてお話していきます。