【メリットとデメリット】井戸ポンプの種類と選び方、DIY設置方法まとめ

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井戸水のメリットのまとめ

まずは、井戸水のメリットからお話していきます。

【メリットその1】水道の20分の1の料金で使える

井戸水はポンプをくみ上げる電気代が必要なだけなので、水道のように高い料金を支払う必要がありません。

例えば三重県鈴鹿市の場合、2ヶ月間で80㎥の水道を使った場合・・・

鈴鹿市水道局料金計算

出典 水道料金等シミュレーション

水道の場合は、ほとんどの地域で蛇口から出た水が全て下水道に流れ込む想定のもと、上水道の料金と共に下水道の料金も徴収される場合がほとんどです。

例えば、庭の散水や洗車、水遊びなどに使った水で下水道に流れない場合でも、このシミュレーションのように下水道の料金が発生しています。

でも、井戸水を使っていれば上水道の料金がかからないのはもちろんのこと、下水道に井戸水を流さなければ下水道の料金も発生しません。

一応、井戸水を80㎥をくみ上げるのに必要な電気代を計算してみると・・・

低価格で手に入れた浅井戸ポンプをDIY設置

出典)Yahoo!オークション

  • 型式;PG-203A
  • 定格消費電力;400W
  • 定格揚水量;25L/min
  • 必要電力量;21kWh/80㎥
  • 必要電気料金;469円/80㎥(22円/kWh)

水道の場合(22365円)と比較すると、約20分の1の電気代で済むことがわかります。

つまり、水道水の代わりに井戸水を使えば使うほど、水道料金の節約につながります。

私の家に井戸を設置する前と、設置した後の水道料金の推移はこちらにまとめてありますが、庭などで子供が水遊びを沢山する夏場は水道料金が約半額、それ以外の時期であれば約30%の節約となっています。

5000円で買える大型のビニールプールで泳ぐ子ども

【メリットその2】水温が年中一定

地下数メートル~数十メートル程度の地下水温は、年中ほぼ一定の水温と言われています。

でも、本当にそうななのと思って、実際に私の家の水道水と井戸水の温度を年間を通して測定してみると、本当に井戸水の温度が年間を通して一定であることが確認できました。

一般の水道水は地表近くを通って来るので、夏は暖かく、冬は冷たいのが普通ですが、井戸水は水温が一定なので、夏は冷たく、冬は暖かく感じます。

この夏は冷たく、冬は暖かい地中熱を家庭用のエアコンやエコキュートなどのヒートポンプシステムに活用する事で、電気代を大幅に削減する事が出来ます。

【井戸水のメリットその3】水のカルキの臭いが無く、おいしい

水道水は消毒のために、塩素(カルキ)が含まれていて、独特の塩素の臭いがあります。

日本の地下水(井戸水)は、一般的に良質な軟水が多く、井戸によってはそのままで飲んでも問題の無いものが多いといわれています。

つまり、井戸水はおいしいということ。

また、カルキが無いということは、井戸水は肌にも優しく、目を洗っても充血することがありません。

特に、塩素はアトピーと深い関係がある可能性がありますから、健康のためにも井戸水を活用するのも良いでしょう。

■アトピー世界旅行記
http://atopy-worldtrip.com/

なお、井戸水がきれいな水かどうか検査する方法については、こちらの記事で紹介しています。

>>井戸水の水質検査を受けるための具体的な方法とその費用

【メリットその4】断水のときにも困らない

井戸水は地下水を汲み上げているため、水道が断水してしまっても井戸水で代用することができます。

断水の原因の多くは雨がふらず、水道水の元となるダムなどの水がなくなってしまうためですが、稀に寒波による水道管破裂による断水などもあったりします。

>>平成6年渇水|ウィキペディア

>>記録的寒波水道管破裂、断水5万6000世帯に自治体や陸自が給水/長崎|毎日新聞

自宅に井戸があれば、こういった際にもとりあえずの水を確保することができるので安心です。

【メリットその5】災害時の防災井戸として活用できる

井戸水のメリットとして忘れてはいけないのが、災害時の防災井戸として活用できるということです。

現在、非常用の備蓄として蓄えられている水は清潔な飲用水が多く、災害時にそのきれいな限られた水をトイレの掃除などといった衛生管理に回すことは出来ません。

実際に、阪神淡路大震災や熊本地震でもトイレや手洗いようの衛星用水が不足しているようです。

阪神大震災では、約900人が震災をきっかけに体調を崩すなどして死亡した震災関連死と認定されている。

死因の3割程度が心筋梗塞や脳梗塞とされ、昨年設置された県の有識者会議が「トイレを我慢して水や食事をとらなかったため、血液の流れが悪くなって心臓に負担をかけたことも影響している」と指摘。

避難所の災害用トイレ対策を求めていた。

引用)2014年12月28日 朝日新聞

野坂さんによると、熊本市東区で避難所となっている市立桜木中学校では断水が続いており飲料水の確保が難しく、近くにある民家の井戸水から手分けして水を汲み上げペットボトルに詰めて分け合っているという。

また、トイレに使う水は別の造園業の方のところから井戸水を引いてきたのをバケツに入れてまかなっており、避難者の皆さんが手分けをして水を汲み出す様子を写真や動画に収め送ってきてくれた。
野坂さんは「民家の方々の善意で水がなんとか確保できている」と話す。

出典)【避難所からのメッセージ】熊本地震 水が足らず民家の井戸水利用も|Yahooニュース

井戸を掘っても綺麗な水(飲用水)が出るかどうかは分かりませんが、そこまで綺麗な水が出なかったとしても、このような災害時のトイレや手洗い用に活用できると考えれば、「綺麗な水が出なかったので井戸を掘って失敗した・・・」という自責の念にかられることも減るのではと思います。

ちなみに、非常時に車載インバーターを使って電動井戸ポンプを動かす方法については、こちらの記事が参考になると思います。

>>【断水停電対策】井戸ポンプを車載タイプのインバーターで動かす方法

ここまでは井戸水のメリットについてお話してきましたが、次のページでは井戸水のデメリットについてお話ししていきます。




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