井戸水の中のピロリ菌を完全に除去する方法

井戸水のピロリ菌の有無を検査する方法

そうは言っても実際に飲んでみるとおいしいということが分かっている井戸水。

では、井戸水にピロリ菌がいるのかどうかを調べる方法は無いのでしょうか?

実は、以前私の井戸で水質検査をした時に聞いてみたのですが、一般の人向けに特定の菌があるかどうかを調べるサービスを提供しているところはないそうです。

しかし、一般的な水質検査で「一般細菌」という項目があり、この一般細菌が「ゼロ」であれば、ピロリ菌を含むほぼ全ての菌がいないことになりますから、井戸水の中にピロリ菌がいるかどうかは、この「一般細菌」の項目を活用するのはいかがでしょうか?

一般細菌とは?

一般細菌検査の導入はRobert Kochの発案によるもので、一般細菌数が100/ml以下の状態ではコレラ患者の発生がないという事実に基づいたものです。標準寒天培地を用いて36±1℃で24±2時間培養したとき、培地に集落を形成するすべての細菌を指します。つまり、従属栄養細菌のうち、温血動物の体温前後で比較的短時間に集落を形成する細菌です。従って、分類学的に特定の菌または1つのグループを指したものではなく、また水中の生菌の総数を示すものでもありません。清涼な水には少なく、汚染された水ほど多い傾向があるため、水の汚染状況や飲料水の安全性を判定する上で有効な指標です。

出典 http://www.senlights.co.jp

ピロリ菌の殺菌方法

ピロリ菌は煮沸や塩素消毒で殺菌することができます。

【殺菌方法その1】煮沸

一般的に細菌は煮沸するなど、熱を加えることによって殺菌できます。

熱水や蒸気を用いて65~100℃の温度で処理する方法は、有効で安全かつ経済的な消毒法である。例えば80℃10分間の処理により、芽胞を除くほとんどの栄養型細菌、結核菌、真菌、ウイルスを感染可能な水準以下に死滅または不活性化することができる。

引用)II 滅菌法・消毒法概説|Y’s Square

上記の引用文にもあるように「芽胞を除く」ということについて、芽胞とは細菌の種のようなもので非常に熱に強いのが特徴です。

ただし、ピロリ菌は芽胞を作る種類の菌ではないので、一般的な金と同様に煮沸するなどすれば不活性化することが可能と言われています。

逆に、ピロリ菌は熱や乾燥に弱い菌なので、ピロリ菌を使った実験などを行う際は、すぐに冷蔵庫に入れて冷やすなどの工夫が必要な程です。

ですので、ピロリ菌が含まれているかもしれない井戸水を引用する場合は、煮沸して飲むようにするのがベターです。

【殺菌方法その2】塩素消毒

ピロリ菌は塩素消毒によって殺菌する事が出来ます。

なので、ピロリ菌のいない水を飲みたいのであれば、塩素消毒されている一般の水道水を飲むのがベストなのかもしれません。

どうしても井戸水を飲みたい場合は、下記のような井戸水を塩素消毒する設備を取り付ければ良いのではないでしょうか?

ですから、井戸水のピロリ菌を殺菌するのではなく、細菌類も濾し取れる逆浸透膜式の浄水器でピロリ菌を除去するほうがトータルコストとしては安くつくかもしれません。

ただし、設置コストが高いことと、塩素消毒するための塩素希釈液を補充する手間がありますから、あまりオススメはできません。

井戸水専用の浄水器について、詳しく解説した記事はこちら。

■井戸水専用の浄水器を買う前に知っておきたい3つのこと
https://idohori.nagoya/idomizu-zyousuiki/

この記事の中でも解説していますが、最新の浄水器を使えば、ピロリ菌はもちろんのこと、ほぼ全ての不純物を取り除くことができます。

ただ、そんな浄水を飲むためには、それなりのコスト(設置、ランニング)が必要になるため、浄水器の特性をしっかりと理解した上で、井戸水を浄水して飲むか、一般的な水質検査に通ればOKとするか、または井戸水を飲用以外の用途(エアコンの節電など)に使うか、あなたが決めればいいと思います。

最後に一言

今回は、井戸水の中のピロリ菌を完全に除去する方法についてお話しました。

井戸水の中にピロリ菌がいる可能性は常にありますし、お金をかければそれを除去する方法もあります。

このように井戸水にはメリットだけではなく、さまざまなデメリットも存在していて、更にいい井戸水が出るかどうかは、井戸を掘ってみないと分かりません。

そんなの嫌だって人は、井戸は諦めましょう。

でも、そんな井戸水のメリットやデメリットを知っても、井戸水に憧れ、井戸水を生活に取り入れたいと感じているのであれば、ぜひ一緒に井戸水生活を始めましょう。

それでは!

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