井戸掘り×DIY×井戸水の有効活用=井戸掘り士へようこそ。
我が家の庭には井戸水が出てくる蛇口があります。
その蛇口は水道につながっているわけではなく、自分で掘った井戸に取り付けた井戸ポンプに繋がっています。
その井戸ポンプで地面の下から汲み上げた井戸水は、庭の散水や夏場のプール、水遊び、車の洗車などに使っています。
この井戸ポンプで汲み上げる井戸水のランニングコストは水道水の約1/20の電気代しかかからず、水温は年中一定で夏は冷たく冬は温かく感じられるのが特徴です。
このサイトで紹介している知識やノウハウ、実質2~3週間分の作業を続けられるだけの忍耐力、そして4~6万円の予算があれば、素人でも自分の井戸を格安で持つことができます。
このサイトでは、そんなDIY井戸掘りの具体的な方法を中心に、井戸に関する基礎知識、そして井戸水の活用方法まで、どこよりも詳しく解説しています。
ごゆっくりとお楽しみください。
井戸は自分で掘ることができます
井戸掘りは業者に頼んでやってもらうイメージが強いですが、地中数メートルの深さに設置する抜き打ち井戸なら、知恵と根性と強い意志があれば自分の手で掘ることができます。
実際に私が井戸掘りしたときの様子はこちらの記事に日記形式でまとめてありますので、興味のある方はどうぞ。
井戸掘りの道具は手作り品を使います
自分で井戸を掘る場合、業者が使うようなボーリングマシーンではなく、このような自作の道具(弁利用型井戸掘り器)を使って地面を掘っていきます。
塩ビパイプなどを使って約3000円程度で簡単に自作する事が出来ます。
井戸ポンプの設置はポイントを押さえれば意外に簡単!?
井戸ポンプの設置には、少しノウハウが必要です。
でも、あるポイントさえ押さえておけば、自分でも電動井戸ポンプを設置することが出来ます。
また、停電時も車載インバータで井戸ポンプを動かせるので、災害時の断水対策として活用できます。
>>【断水停電対策】井戸ポンプを車載タイプのインバーターで動かす方法
なお、井戸ポンプを井戸水の中に含まれる砂から保護するための砂こし器を自作する方法も紹介しています。
>>井戸ポンプを保護する砂こし器を塩ビパイプと茶こしで自作する方法
井戸水は水質検査をしてから活用しよう
井戸を掘ったらまずやっておきたいことは、その井戸水がどのような水なのか調査することが大切です。
井戸水の水質検査ポイントとその具体的な手順については、以下の記事が参考になると思います。
井戸を設置するために許可申請が必要な地域があります
自分の家にDIYで井戸を設置する場合、主に4つの許可申請が関係してきます。
- 井戸水を汲み上げることに関する許可申請
- 井戸水を下水道に流すことに関する許可申請
- 井戸水を引用することに関する許可申請
- 防災井戸として補助金を受け取るための申請
実際に井戸掘りを始める前にこういったことについても調査しておくほうがいいと思います。
>>【DIY井戸掘り】ポンプ設置や下水道排水に必要な申請許可まとめ
井戸水のメリットだけでなく、デメリットも知っておこう
井戸水というとメリットだけが強調されがちですが、井戸水にも沢山のデメリットがあります。
メリットだけではなく、デメリットもちゃんと知っておきましょう。
>>【失敗する前に・・・】井戸水のメリットとデメリットまとめ
井戸水にピロリ菌がいるって聞いたけど・・・
井戸水にはピロリ菌が含まれている可能性があります。
実際に浅井戸や深井戸にピロリ菌がいるかどうか調査した論文や文献、そして、その井戸水に含まれているピロリ菌を除去する方法を紹介しています。
井戸の良さを知ってしまうともっと井戸について学びたくなる
井戸水の良さを知ってしまうと、井戸のことについて学びたくなるのはどうしてでしょう・・・(笑)
こちらの記事に、井戸の種類や構造のことについてまとめておきました。
断水停電時も車載インバーターによる自家発電で井戸水が使えます
災害時に断水停電しても車載インバーターを使えば井戸ポンプを動かして井戸水を使うことができます。
飲水の確保だけではなく、手洗いや水洗トイレ、洗濯などの衛生面において井戸水が活躍しますので、災害発生時も安心です。
>>【断水停電対策】井戸ポンプを車載タイプのインバーターで動かす方法
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