【完全保存版】素人1人でも出来るDIY打ち抜き井戸掘りマニュアル

スポンサーリンク
スポンサーリンク

【STEP4】専用の井戸掘り道具の作成

弁利用型井戸掘り器という井戸掘り道具

鞘管を設置したあとは、井戸掘り道具を使って鞘管の中から井戸の底の土を取り出していきます。

その時に使うのがこの井戸掘り道具。

これは、「弁利用型井戸掘り器」と呼ばれるもので、先端部にゴム製の弁を設けてあり、水と一緒に井戸の底の土や砂利をパイプの中に巻き上げることによって、井戸の底の土をすくい上げる道具です。

作り方は簡単で、主に塩ビパイプやゴム板を使って簡単に作ることが出来ます。

DIYで井戸掘りする方法の弁利用型井戸掘り器

この井戸掘り器の具体的なな使い方は以下のとおりです。

弁利用型井戸掘り器の具体的な使い方

DIY井戸掘りの方法(6m地点)
  1. 鞘管の中に水をたっぷりと注ぎ入れておく
  2. 井戸掘り器を鞘管の中に挿入する
  3. 井戸掘機の先端で、鞘管の下にある土砂を何度も突く
  4. 井戸掘り器を引き上げて中に溜まった土や砂を取り出す
  5. 鞘管が勝手に沈んでいかない場合は、鞘管の上に当て木をしてゴムハンマーなどで叩き入れる

基本的には、上記のような工程をひたすら繰り返して井戸を掘り続けて(鞘管を地面に埋設し続けて)いきます。

【STEP5】目標深さまで掘り進める

あとはひたすら井戸を掘り続けていくだけなのですが、途中で全然掘れなくなって一日で数センチしか進まなかったり、井戸掘り道具が壊れたり・・・様々なトラブルがあって挫折しそうになることもあると思いますが、めげずにひたすら掘り進めましょう。

井戸を掘っていく中で、土の質が変ったりするところや、地下水が出てきたりして、楽しいことも沢山あります。

井戸を掘り続けていくと、水を鞘管の中に注入しなくても勝手に水が溜まってくるちょうになります。

井戸を掘り始めてから4~5日が経過した頃だっと思いますが、このときは本当に嬉しかったです。

そしてその鞘管内の地下水の水深が約1~2m程度になったら、井戸掘りは完了です。

もう少し具体的に言うと、理想的な井戸の深さは、砂礫から粘土質の層に変化する直前の高さに鞘間の先端が届くぐらいがベストといえます。

というのも、ここまで井戸を掘り進めて行くと分かると思いますが、水をたくさん含んでいる層というのは「砂礫(砂)」の層であり、その層の中に鞘管の先端が入っていれば、そこからその層に含まれている水を吸い上げることができます。

逆に、その砂礫の層を通り越してしまい、鞘管の先端が土や粘土などの層に到達してしまっている場合、その層は水をあまり含んでいないため、水を吸い上げることが難しくなります。

先端の鞘管の周りにはたくさんの穴を開けているので鞘管側面からも井戸水が流れ込んできますが、一番の井戸水の取り入れ口は鞘管の先端部分の開放面ですので、その部分が地下水の流れていない層まで到達してしまわないよう最新の注意をはらいましょう。

最初の方にお話した近所のボーリーングデータなどがあればどれぐらいの深さにどのような地層があるということが分かったりますので、そういったものを参照することも大切です。

なお、「鞘管の先端の深さ」は「井戸掘り機の先端の深さ」ではないので、もしかしたら下記のように鞘管の先端の下側に空洞ができていて、井戸掘り機を突っ込むたびに内部で壁が崩壊してしまうことがあります。

%e9%9e%98%e7%ae%a1%e3%81%ae%e5%85%88%e7%ab%af%e3%81%8c%e7%a2%ba%e5%ae%9f%e3%81%ab%e7%a0%82%e7%a4%ab%e3%81%ae%e5%b1%a4%e3%81%ab%e5%88%b0%e9%81%94%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e3%81%8b%e3%81%a9

鞘管の下にある程度空洞ができるのはOKですが、鞘管の先端が確実にシルト層を通過し、砂礫の層にまで届いているかどうかということについて、鞘管を何本繋いだか数えてみて確認しておきましょう。

井戸の設置が完了した後にシルト層が崩れてしまって井戸水が吸い上げられなくなったなんて事になると大変ですからね。

また季節的な注意点として、夏場に井戸掘りをする場合、冬場の地下水面の低下したりします(数十センチ程度)ので、その分も考慮した井戸の深さにできると最高です。

【STEP6】井戸ポンプの設置

井戸が掘れたら次は井戸ポンプを設置していきます。

今回の場合、井戸の深さは6m程ですから浅井戸ポンプで対応できる井戸深さとなります。

私の場合、家庭菜園の散水や水遊び、洗車などへの使用がメインとなってきますので、手動の井戸ポンプではなく、電動の浅井戸ポンプを選ぶんで取り付けていくことにしました。

サクションホースの先端を井戸の中の地下水の中に挿入し、そのホースを塩ビパイプに取り付けポンプの吸込み側へ接続していきます。

井戸ポンプの吐出側は塩ビパイプを使って蛇口を取りつけていきます。

具体的な井戸ポンプの選び方や取り付け方、取り付けに必要なものなどについては以下の記事にまとめてありますので、そちらをご覧ください。

>>【メリットとデメリット】井戸ポンプの種類と選び方まとめ

>>【DIY井戸掘り】浅井戸ポンプを自分で設置する具体的な方法

実際に取り付けた井戸ポンプで水を汲み上げて見たところ揚水量は12L/分でカナケもなく、透明な井戸水を手に入れることができました。

実際に使用する前に井戸水の水質検査も行いましたが、こちらも多少大腸菌など検出されましたがそれ以外は良好で、家庭菜園の水やりから夏場のプールまで井戸から汲み上げた井戸水が大活躍です。

井戸水のプールで泳ぐ

最後に一言

今回は、DIYで井戸を掘る方法についてまとめてみました。

この記事で紹介している井戸掘りにかかった日数は約6日で、かかった費用は4~6万円(中古井戸ポンプ設置費用含む)です。

実際に井戸を掘り始めると、本当に色んな障害に直面します。

私の場合、もう一度別の場所で井戸を掘り直すなんてこともありました。

井戸を掘るのは技術的に難しいところはあまり無いのですが、労力と共に精神力も必要となります。

ですが、井戸ポンプから井戸水が出てきて、その井戸水を使って生活するなんともいえない幸せは、誰かに頼んで井戸を掘ってもらうより、何倍も感じられます。

そんな波乱万丈の井戸掘りに、ぜひ皆さんも一度挑戦してみてくださいね。

それでは!




タイトルとURLをコピーしました