水道を止めても、井戸ポンプが回りっぱなしで止まらない・・・
井戸ポンプは、長年使っていると水を汲み上げる力が弱くなってくることがあり、それが原因で水道の蛇口を閉じても吐出側の水圧が規定圧力まで高くならず、圧力スイッチが電流を遮断できなくなることがよくあります。
基本的には井戸ポンプの劣化消耗により水圧が上がらなくなったことが故障の原因なのですが、一時的な対策として、圧力スイッチの設定圧力を下げてやる(今までより低い圧力でポンプをOFFさせる)ことで、ポンプの回りっぱなしを解消することができます。
今回は、そんな井戸ポンプの圧力スイッチの設定方法について、詳しくお話していきます。
【STEP1】井戸ポンプのコンセントを抜く
まずはじめに、感電などの事故を防ぐために井戸ポンプのコンセントを抜いて起きましょう。
【STEP2】圧力スイッチのカバーを開ける
井戸ポンプの圧力スイッチは赤線で囲まれた中にあるようなものです。
【STEP3】設定圧力をマイナスドライバーで調整する
圧力スイッチのカバーを開くとこのような感じになっていて、圧力スイッチの頭部分にポンプの設定圧力を調整するネジがあります。
このネジを時計回り(ー表示がある方)に回すとポンプの停止圧力を低くすることができます。
具体的には、調整ネジをマイナスドライバーで90°ぐらい時計回りに回してみて、蛇口を締めたタイミングでポンプもOFFするようになったか確認しながら調整していけばOKです。
最後に一言
今回は、蛇口を止めても井戸ポンプが止まらない場合の故障修理方法についてお話しました。
井戸ポンプは長年使っていると吐出圧力が徐々に下がってきてしまい、蛇口を閉じてもポンプが回りっぱなしになるようになってきます。
このような方法でポンプ側の圧力スイッチの設定圧力を下げてやることで、少し蛇口から出る水の水圧は下がってしまいますが、まだしばらくの間は使えるようになります。
是非参考にしてみてくださいね。
それでは!