井戸ポンプを設置する場合、井戸ポンプの故障を引き起こす砂からポンプを守るために、井戸とポンプの間に砂こし器を設置する必要があります。
井戸ポンプを保護するための砂こし器は、塩ビパイプと茶こしを使って簡単に自作する事が出来ます。
そこで今回は我が家で活躍している自作砂こし器の作り方と、この砂こし器をメンテナンスする方法についてお話します。
市販されている砂こし器は高い・・・
井戸ポンプを設置する時に井戸とポンプの間に設置して、井戸水と一緒に上がってくる砂をこしとる砂こし器を探して見ました。
砂こし器で有名なメーカーは、コーヨーや川本、日立、テラルなどですが、やっぱり値段は高め(7000~15000円)です・・・
もちろん、これらの砂こし器を購入して設置するのが一番安心なのですが、なるべく安く井戸ポンプを設置したかったので、砂こし器を自作しました。
砂こし器を自作するための部材
今回使った部材はホームセンターで売っている塩ビパイプと専用のキャップ、そして砂をこし取るための茶こしです。
今回は、これらを組み合わせて砂こし器を作ってみました。
自作砂こし器の組み立て方
今回自作した砂こし器は、塩ビパイプをとメッシュを組み合わせただけのものですから、メッシュ部の構造だけ説明しますね。
まずは、メッシュとなる茶こしの腕を折り取ります。
そして、その茶こしを塩ビ製のチーズにはめ込みます。
茶こしを取り付けた後は、濾しとった砂を排出するための取り外し可能な蓋を取り付けていきます。
あとは、塩ビパイプなどをうまく接続して、自作砂こし器の完成です。
費用は約2000円で、2時間程度で組み立て完了です。
砂こし器の掃除とメンテナンス
この砂こし器を取り付けてから2週間、井戸ポンプから水が出なくなったので、色々原因を調べてみると、砂こし器の中に砂がぎっしり詰まっていることに気づきました。
もしこの砂こし器をつけていなかったら、この砂が全て井戸ポンプの中に・・・
確実に井戸ポンプは故障していたことでしょう。
砂こし器の中の砂を洗い流すと、元通り井戸ポンプが水を組み上げるようになりました。
定期的に砂こし器を掃除する必要があるようです。
実際に砂こし器を掃除した時の様子は上の動画でご覧になれます。
最後に一言
今回は、塩ビパイプと茶こしを使って自作する方法を紹介しました。
私は井戸堀りの素人ですから、はじめは砂こし器なんて必要ないだろうと思っていましたが、念のため砂こし器つけておいて正解でした。
2000円ぐらいで簡単に作れますから、井戸ポンプを設置する場合は砂こし器を設置しておきましょうね。
それでは!